Foto; Mayke Toscano/Secom-MT(ニッケイ新聞)
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アマゾン森林火災〜国際的な支援と著名人による寄付〜私たちにできることは何か?

ここ最近、本当にアマゾンの火災の事件は本当に取り上げられなくなりました。WEBに記事はちらほら出ているものの、これといって大きな動きはなさそうです。
ここで支援した国と、寄付を行った著名人について取り上げたいと思います。そして最後には私たちができることをまとめてみました。

著名人の寄付

米Appleのティム・クックCEO

8月26日森林の保護と回復のために寄付を行う予定と発表しました。
金額は不明です。

YOSHIKI

自身の運営する米国非営利公益法人『YOSHIKI FOUNDAITION AMRICA』を通じて、およそ1000万円の寄付を行いました。
アマゾンと野生生物の保護活動を行う地元組織に寄付されます。
「アマゾンの火災には、世界が目を向けなければいけません。日本を含むあらゆる国の方々が行動を起こしていただければと思います。」とコメントしました。

レオナルド・ディカプリオ

自身が立ち上げた環境団体 Earth Allianceを通じて500万ドル(5億3000万円)の資金援助を発表しました。
その資金はアマゾンの消化活動を支援している地元組織に寄付されました。
環境団体 Earth Allianceディカプリオがローレン・パウエル・ジョブズ(スティーブ・ジョブズの妻)そしてブライアン・シェスと共同で創設した団体です。

チャンミン(東方神起)

環境保護団体グリーンピースに700ウォン(626万円)を火災被害地の復旧と環境破壊の現地調査のために寄付しました。
このお金は、環境保護をテーマにRepresentとコラボしてファンションアイテムを売り上げた収益の一部となっています。

各国の支援状況

G7

2000万ユーロ(2200万ドル)の支援を表明しましたが、ブラジル大統領ボルソナロ氏の「ブラジルを植民地のように扱っている」という批判によって、このG7の支援は拒否されました。
一方で、環境省相リカルド・さレスはG7の資金援助を歓迎すると述べるましたが、受け取りはされていません。

アメリカ

先ほどのG7の資金援助ですが、米国安全保障会議の報道官ガレット・マーキスは、以下のように述べました。

「米国にはブラジルによる火災への取り組みを支援する用意があり、ボルソナロ大統領との協議をしそこなったG7の共同位に石アチブに合意しなかった」と述べた。」(出典:G7のアマゾン火災支援、トランプ大統領は合意していない=ホワイトハウス

また、トランプ大統領個人もツイッターで「支援の準備がある」とつぶやき、
ブラジルへの支援の意思を表明しています。
ブラジル、アメリカの両大統領は環境問題に懐疑的でウマが合うようです。

イギリス

8月27日:1000ポンド(13億円)
アラウジョ外相が英首相ジョンソンとの電話会談で支援の受け入れが決まりました。
これは、森林火災への対応をめぐって対立するマクロン氏への当てつけとみられています。

チリ・エクアドル・イスラエル

消化活動のための航空機を提供を表明。

日本

ボリビアの要請を受け、JICAを通じて緊急援助物資を送りました。(ゴーグル、マスク、経口補水液等)
ブラジルの要請を受け、同様にJICAを通じて緊急援助物資を送る。米マイアミに貯蓄されていたテント、スリーピングマットなど空輸しました。サンパウロ郊外に着いたのち、陸路で首都ブラジリアへ運ばれました。

まとめ:我々にできること

私たちができることには大きく分けて2つあります。
1つ目は、寄付を通じて金銭的援助をすること。
2つ目は、消費行動を変えて、関係者に「環境に優しい生産」を行うように促すことができます。
3つ目は、声を上げ続けること。日が経って、テレビなどが取り上げなくなればみんな忘れ去っていきます。

寄付

以下に代表的な寄付を受け入れている団体のリンクを用意しました。
現地にいって消火活動できる人はほとんどいないと思います。
消火活動の資金になるなど、金銭的な支援をすることができます。

消費行動

森林火災が起きているのはアマゾンだけでなく、インドネシアでも大規模な森林火災が起きており、他にも世界中の様々な森林火災が起きております。
原因とされる、大豆などの生産をする農業や、牛などの放牧地を得るための伐採、など他にも皮革製品などは森林火災と密接に繋がっています。

そうした「関連のある商品を選ばない」という選択をするだけで企業に、「消費者は環境に考慮されたものしか選ばないという意思を持っている」ということを認識させることができます。
そうなれば企業は、商品の生産工程などを見直して環境に優しいものづくりを始めるはずです。
企業は我々が環境に配慮したものを買わなければ、環境に優しいというのはどうでもいいと切り捨ててしまいます。
具体的には、レインフォレスト・アライアンスなどのグループ認定を受けてない限り、ブラジル産の牛肉やその他の製品を購入する前によく考えること。などが挙げられます。

「一人が変わったところで…」
よく言われます。ですが、そんな陳腐な言葉はもう聞き飽きました。
そろそろ行動しましょう。我々消費者の力で企業を環境に優しくしていきましょう。
環境に優しい企業の応援をしましょう。

声を上げる

当時あれほどツイート、リツイートされていたアマゾンの火災は、全く見なくなってしまいました。
私のツイッターだけでしょうか?
声を上げ続けなければ、「アマゾンの火災」は燃えているにもかかわらず、
いつしか私たちの心の中では消えてしまうでしょう。
火はいまだに消えていません。

この記事を読んでくださった皆様ありがとうございます。
少しでも、行動に変化を与えるきっかけになりましたら幸いです。

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参考記事

ブラジル、アマゾン森林火災の援助拒否 仏に反発 [日経]
ボリビアにおけるアマゾン熱帯雨林火災に対する緊急援助 [外務省]
日本の援助物資がブラジル到着=アマゾン火災でテントなど [時事ドットコム]
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