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プラスチック製品の種類と生産量割合は?プラスチック製品の処理の現状について

プラスチック製品の種類と割合。リサイクルの現状は?
プラスチック製品の種類と割合。リサイクルの現状は?

今や私たちの生活になくてはならないものである、プラスチック。
先日100円ショップに行った時は、そのプラスチック製品の量に驚かされました。

そこで、以下の点を見てみたいと思います。
1. プラスチックが使われている製品はどんなものがあって、それぞれどれくらいあるのか。
2. プラスチック全体のリサイクル率はどれくらいなのか。

プラスチック製品の種類と割合

プラスチックの問題となると、真っ先に思い浮かべるのはペットボトルではないでしょうか。
しかし、実際プラスチックの製品別の生産量を見るとペットボトルはプラスチック製品のごく一部でしかないことがわかります。

以下の図の右側の円グラフを見ると、以下のことがわかるかと思います。
・「フィルム・シート」が約半数を占めていて、
・容器類であるペットボトルは割合的に15%にも満たない
プラスチックの製品別生産量割合

「フィルム・シート」の内で一番大きな製品としては、容器や包装です。
過剰包装で問題になっているプラスチックはこの部分に該当します。

プラスチックのリサイクル率

日本で生産されるプラスチックは1,000万トンほどです。
製造過程で多少ロスが発生するので、最終的な製品として出回っている量は900万トン程度と言われています。
毎年新たなプラスチック製品が900万トン世の中に出回っているのです。

以下の図は、日本でプラスチックの
・使用・排出量
・各処理方法での処理量
・リサイクルのうち国内と海外への量
を示しています。(2013年)
プラスチックのマテリアルフロー

日本では、廃棄物の回収システムが国際的な水準で見ても進んでいます。
そのため回収したプラスチックが新たなプラスチック製品の原料として使用されれば、理屈上は新たな資源消費が必要なくなります。

しかし、上記の図から見てもわかるように、実際にリサイクルされているのは25%程度です。
(排出量合計が 868万t + 72万t。合計は940万tです。リサイクルは233万tで、処理量の25%程度です。)
さらに良く見てみると、リサイクルされているもののうち国内で再び使用されているものは、34万tだけです。
つまり、処理量のうち3%程度しか、国内の市場でリサイクルされていないのです。

まとめ

プラスチックゴミの問題は、ペットボトル消費以上に大きな問題です。
ペットボトルは、プラスチックのうちで15%にも満たないためです。
プラスチックゴミの処理方法とそれぞれの割合を見ても、日本のプラスチックゴミは大きな課題を持っていそうなことがわかります。

ただし、プラスチックの製品別生産量で一番の割合を占めていた「フィルム・シート」ですが、
最近の環境問題への配慮から、消費量は確実に減っているようです。

消費者として何を買うか、何を買わないかという判断は確実に世の中を変えられる行動です。
気付いた時から、意識した消費行動をしていくのが大切そうです!