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どの乗り物が一番環境に優しいの?乗り物のCO2排出量を比較してみた!あなたのその移動は最善なのか?

通勤や通学、旅行やお出かけなどの移動の際に、自転車や徒歩以外の交通手段で移動してらっしゃる方が多いのではないでしょうか?また、グレタ・トゥーンベリさんは飛行機を嫌い鉄道やヨットを使って移動したことが知られています。
一体、公共交通機関と自家用車では、環境負荷にどれほどの違いがあるのでしょうか?そしてどの乗り物が一番環境にかける負担が少ないのでしょうか?

日常で使う乗り物の環境負荷

以下のデータは2017年のものになります。


(出典:環境:運輸部門における二酸化炭素排出量 - 国土交通省

この数値は、
各輸送機関のCO2排出量 ÷ 人キロ( 輸送距離 × 輸送人数 )
という式から計算されています。

やっぱり一番環境に負担をかけないのは鉄道ですね。その次はバスです。
意外にも飛行機を抜いて一番環境に悪いのは自家用車でした。
これは、自家用車に乗れる人数が関係しているのでしょう。他の輸送手段では、何十人も乗れます。
一般的な車種では8人が関の山でしょう。

ですが、自家用車を除いた時、
飛行機はバスの約2倍、鉄道に比べると2.5倍のCO2排出量に当たります。

総CO2排出量における運送部門の排出量


(出典:環境:運輸部門における二酸化炭素排出量 - 国土交通省

日本は2017年に11億9,000万トンものCO2を排出しています。
そのうちの約18%に当たる2億トンものCO2は運輸部門によって排出され、この量はマレーシアやエジプトなどの国一国と同じ量です。また約半分の46.2%を自家用車が排出しています。

今後の課題は、自家用車の使用を減らすために、電車やバスの使用率を上げるための施策が必要ですね。それに、電気自動車の普及や、クリーンな燃料を使う自動車を使わなければなりません。

ですがまだ電気自動車にも環境負荷に大きな問題があります。しかし現在技術開発が進められ、その問題も解決しつつあります。

その問題については、こちらに詳しく書いておきましたのでぜひご覧ください。

<関連記事>電気自動車は本当に環境に優しいのか?ガソリン車と比べてみた!〜課題点と将来への期待〜

自動車の保有台数の変遷


(出典:運輸・交通 と環境 - 交通エコロジー・モビリティ財団

年々自動車の保有台数が上がっていることがわかると思います。
その他2つの輸送期間は年を得ても変わらないような印象が見受けられます。
いかに、「自家用車からのCO2排出量を以下に減らすか」が鍵になりそうですね。

まとめ

今回の記事を書いたきっかけは「とび恥」でした。
欧米では、「飛行機に乗って移動することが恥ずかしい」と言う考えが、若者を中心に広がっています。これはグレタさんの影響ですが、日本でこの考えをしている方は少ないのではないかと思っています。

グレタさんが飛行機を使わずに、鉄道で何時間もかけて会場入りをする中、プライベートジェット機に乗って環境問題の会議の会場にやってくる要人たちは、どういう思いでその場所に来たのでしょうか?

今回の輸送機関別の環境負荷を知ることで、今後の皆さんの行動に変化を与えられたら幸いです。

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