会議

気候行動サミットって何?国連が求めるものとは?

怒りの演説で有名となったグレタさんが参加した国連気候行動サミット。
最近ではグレタさんが火付け役となったグローバル気候マーチも世界的に開催されていました。

注目される機会が増えていますが、実際に気候行動サミットはどのような目的で開かれ、何を話し合ったのでしょうか?

それでは、気候行動サミットについて詳しく見ていきましょう。

気候行動サミットの目的

気候行動サミットはパリ協定で掲げられた目標をもとにして実行可能で未来志向の政策を持ち、野心的な行動を考え、共有することが目的です。

現在、気候変動の影響は全世界規模で見られており、生活に実質的な変化を及ぼしています。
気候変動は国民経済を混乱させ、今だけでなく将来にもさらに大きなコストをもたらします。
気候変動の大きな要因である温室効果ガス排出量は全世界で記録的な水準に到達していますが、まだ増加を続けそうです。
温室効果ガスにより北極海の水温が3度も上昇、海水面が上昇、陸地の砂漠化や台風の勢力拡大など多大な影響が出ています。
[word_balloon id=”mystery_men” position=”L” size=”M” balloon=”talk” name_position=”under_avatar” name=”false” radius=”true” avatar_border=”false” avatar_shadow=”false” balloon_shadow=”true” avatar_hide=”true”]パリ協定とは?
…世界全体の平均気温の上昇を産業革命前よりも2℃下回るものに抑えることと、世界全体の平均気温の上昇を産業革命以前よりも1.5℃に抑えるために努力を継続することを目標に掲げています。[/word_balloon] 気候行動サミットに参加する上で、アントニオ・グテーレス国連事務総長はすべてのリーダーに対し以下のことを求めています。

今後10年間で温室効果ガス排出量を45%削減し、
・2050年までに正味ゼロ・エミッションを達成するために、
・2020年までに自国が決定する貢献(NDCs)を強化するための具体的、現実的計画を持ってくること

各国が考える上で国連が提案する気候変動の対策についてみてみましょう。

国連の提案する気候変動の対策とは?

対策の前提条件として、国連は以下のことを述べています。

気候変動対策において、緩和だけに取り組む計画は効果的で信頼性があるとはいえません。持続可能な開発目標(SDGs)に沿った、経済の全面的な変革に向けた道のりを示す計画であることが必要です。
勝者と敗者を生み出したり、経済的不平等を拡大したりすべきではありません。公正な移行という文脈の中で、公平であるとともに、悪影響を受ける人々に新たな機会や保護を提供する計画であることが欠かせません。また、重要な意思決定者として女性を含めるべきです。ジェンダー面で多様な意思決定があってこそ、これからやってくる大変革の時代に生じる多様なニーズに取り組むことができるのです。
引用:国際連合広報センター

近年重視されてきている平等の観点をしっかりと踏まえたアクションプランを求めていることがわかります。

野心的な解決策の策定

国連気候行動サミットは政府、民間、市民社会、地方自治体やその他の国際機関を集め、以下の6つの領域で野心的な解決策を策定しており、優先課題のアクション・ポートフォリオを掲げています。

<アクション・ポートフォリオの元画像>


画像:Climate Action Summit 2019(Road Map to Climate Action Summit 2019)

  • 金融:すべての優先分野で炭素除去を推進し、レジリエンスを高めるため、官民の資金源を活用する
  • エネルギーの移行:化石燃料から再生可能エネルギーへの移行を加速するとともに、省エネを大きく前進させる
  • 産業の移行:石油・ガス、鉄鋼、セメント、化学、情報技術などの産業を変革する
  • 自然に基礎を置く解決策:生物多様性の保全、サプライチェーンやテクノロジーの活用などを通じ、林業、農業、海洋、食料システムの各分野で、また、これらを横断して排出量を削減し、吸収源の能力を拡大し、レジリエンスを高める
  • 都市と地方での行動:低排出型建物に対する新たなコミットメント、大量輸送と都市インフラ、および、都市部貧困層のレジリエンスを焦点に、都市と地方のレベルで緩和とレジリエンスを強化する
  • レジリエンスと適応:特に最も脆弱なコミュニティーや国々において、気候変動の影響とリスクに対処し、これを管理するためのグローバルな取り組みを進める
    引用:国際連合広報センター

 

理想的な社会

国連がイメージする理想の社会を紹介しましょう。

まず国が化石燃料や高排出型農業などの補助金を削減し、CO2の排出量に対し課税するなどします。
また石炭をつかった発電所を閉鎖したり、新発電所の増設を禁止するなどして、大体の再生可能エネルギーなどの健全な大体産業に雇用を変換させていく必要があると考えています。

このようにうまくエネルギーをスライドさせることができればCO2の排出量は徐々に減りそうですね。

まとめ

自分たちの社会を脅かしかねない自然災害の脅威はますます増えてきています。
気候変動の第一要因である温室効果ガス削減を徹底的に行っていく必要があると感じました。

気候行動サミットを知って是非行動に移してくれる人が増えて欲しいですね。

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