古紙
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資源

古紙ってなんのこと?種類と禁忌品について

古紙とは

家庭や企業、商業施設などで使用された紙のことです。
燃えるゴミとして出される紙ではなく、リサイクル用にきちんと分別された資源のことを古紙と言います。

古紙というと、新聞紙、ダンボール、雑誌だけをイメージしがちです。
しかし、実際には折り込みの広告チラシ、書類など不要になった紙も古紙に含まれます。
古紙

なぜリサイクルするのか

古紙から紙を再生成することができるためです。

本来、紙を作るためには木材を加工する必要があります。
しかし、紙を作る時に古紙を利用することで、新しい木材の量を減らすことができます。
つまり古紙の再利用率が上がれば、紙の生成に必要な木材がより少なくて済むのです。

また、紙をゴミとして捨ててしまうのではなく、古紙としてリサイクルすると廃棄物の減量にも貢献できます。
例えば平成29年度の東京都中野区では、燃えるゴミの約3割が紙ゴミでした。
(参考資料: 中野区「雑がみは資源です」

燃えるゴミを減らせれば、それだけ焼却処理で排出される二酸化炭素も減らせます。

種類

リサイクルされる紙ゴミを古紙といいますが、古紙には大きく以下の種類があります。
それぞれは種類ごとに分別して捨てられ、品質などに応じて別々の紙製品の原料になります。
(数字は2018年の経済産業省「紙・パルプ統計」をもとにしています。)

  1. 新聞紙
    紙用にリサイクルされた5,042千トンの60.1%が新聞紙でした。
    新聞用紙やコピー用紙の原料として使われます。
    古紙(新聞紙)
    (moritz320によるPixabayからの画像)
  2.  ダンボール
    板紙(厚めの丈夫な紙)用にリサイクルされた11,914千トンの古紙の75.9%がダンボールでした。
    主にダンボール箱の原料として使われます。
  3.  雑誌
    主に書籍や、お菓子などの箱容器の原料として使われます。
    またダンボール箱の原料としても使用されます。雑誌という分類ですが、週刊誌などのような雑誌に限りません。
    パンフレットや書類をまとめたようなものもここに含まれます。
    ただし、古紙として出す場合は雑誌に付属しているCDなどは取り除く必要があります。
  4.  飲料用の紙パック(牛乳パック)
    主にトイレットペーパーの原料として使われます。
  5. 雑がみ
    主にダンボール箱の原料として使われます。

禁忌品(古紙ではない)

資源として再利用するために分別した紙ゴミが、古紙です。
しかし、ちょっと気をつけないといけないこともあります。

以下のような紙ゴミは、古紙として再利用ができません。
これらは禁忌品と呼ばれています。

  1. 食品を直接包んだりして、汚れが付着しているもの
    食品残滓がついた紙ゴミ
    shinichi4849によるPixabayからの画像
  2. 防水加工されているもの
    防水加工の紙ゴミ
    マサコ アーントによるPixabayからの画像
  3. 感熱紙(レシートなど)
    紙ゴミ(レシート)
    Sabine van ErpによるPixabayからの画像

他にもいくつか種類があるので、以下のぺーじで確認してみてください。
参考: 公益財団法人 古紙再生促進センター「古紙に出してはいけない!! リサイクルできない紙類