資源

日本の電力エネルギー割合からわかる海外に頼りきりの現状とは?

生活する際になくてはならない電気。
その電気がなにから生み出されているか考える人はあまりいないのではないでしょうか?

2011年には東日本大震災が発生し、一時的に原子力発電が中止されていました。
原子力がなくて大丈夫なのか?電力に困ること日が来ることがあるのではないか?と不安になることがあります。

ということで今回はどのような割合でエネルギーは生み出されているのか、どのように割合が変化してきたかを調査していこうと思います。

日本の電力エネルギーの割合と推移

それでは、日本の電力エネルギーの割合と推移についてみていこうと思います。


出典:日本のエネルギー2018(資源エネルギー庁)

それぞれの発電は以下のように変化しています。

  1. 原子力発電は東日本大震災後に大幅に減少、代わりに火力発電が増加
  2. 火力発電は全体の割合が減りつつも、未だ80.9%もの電力をまかなっている
  3. 水力発電はほぼ横ばい
  4. 再生エネルギーは年々増加中

電力全体の量は火力発電で調整されていることが見て取れます。

さて日本の電力エネルギーを生み出す、一次エネルギーは一体どうなっているのでしょうか?

エネルギーは海外に頼りきり?

日本の電気エネルギーの推移についてみてきた中でやはり気になるのが、化石燃料の割合の高さです。

前回の記事でエネルギー自給率の低さが取り上げられていましたので、資源をどこからどのように調達しているかについてみていこうと思います。

日本の一次エネルギー(資源)割合

出典:日本のエネルギー2018(資源エネルギー庁)

日本の資源(一次エネルギー)は化石燃料が87.4%です。
ここでも原子力の影響がでており、2010年と比較して2017年には化石燃料の増加を招いています。
また、再生エネルギーの割合も増加しています。

続いて最重要資源である化石燃料の輸入先を見てみましょう。

化石燃料の輸入先の割合

出典:日本のエネルギー2018(資源エネルギー庁)

化石燃料等はどれもほぼ100%依存しており、
原油は中東、石炭とLNG(天然ガス)はオセアニアからの依存度が高いです。
特に石炭はオーストラリアに71.5%頼っているため、調達先の多角化が必要になりそうです。

まとめ

日本の電力エネルギーを資源(一次エネルギー)と共に見てきましたが、

・電力エネルギーは化石燃料にほぼ頼りきり
・その化石燃料はほぼ100%海外に依存している

ということがわかりました。

ここ数年で伸びてきている再生エネルギー発電に注目ですね。

合わせて読みたい

<関連記事>日本のエネルギー消費量と自給率ってどれくらい?世界のいろんな国と比較してみた

参考記事

日本のエネルギー2018 エネルギーの今を知る10の質問(経産省)
資源エネルギー庁に関する統計(経産省)