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森林破壊の起きる原因とは? ~ 8000年前と比べると1/3にまで減少し、なお減り続ける森林 ~

森林

森林

今年はアマゾンで大規模な火災がありました。
森林は、私たちの生活に必要不可欠な酸素を生み出してくれる大事な自然資源です。
そんな森林は8000年前と比較するとなんと2/3も失われています。

そんな森林について、どういった役割をしていて、どうして減少しているのか見ていきましょう。

森林破壊の現状

8000年前(文明が始まったとされる時期)と比較すると、2/3の森林が失われています。
年間では1,290万haが失われていて、毎分サッカー場27個分失われている計算になります。

以下の画像は2000年~2010年における世界の森林面積の変化量を表しています。
青が濃い地域ほど、森林が増加していて
赤が濃い地域ほど、森林が減少しています。

(参考:環境省HP

森林が減少している地域が圧倒的に多いのがわかりますね。

森林の役割

なぜ森林が破壊されると困るのでしょうか?
それは、森林には主に以下のような重要な役割があるためです。


(引用:長崎県林業コンサルタント
(詳しくはフォレストサポーターズ「豊かな森林の役割」にとてもわかりやすくまとまっています。)

森林破壊が起きる原因

では、なぜ森林破壊が起きているのでしょうか?
主に以下の4つの原因があります。

農地への転用による森林破壊

FAO(国際連合食糧農業機関)の「世界森林白書2016」によると、熱帯林減少の80%が農地への転用に起因するとしています。
森林を伐採し、パームオイルのプランテーションなど大規模な農園を開発することで発生しています。

この画像はボルネオのパーム油のプランテーション開発で開発された熱帯雨林です。

(引用:3分でわかるパーム油

非伝統的な焼畑農業による森林破壊

伝統的な焼畑農業は、いくつかの土地で以下のサイクルを繰り返します。

  1. 森林を焼き払う。
  2. 数年間農地として利用します。
  3. 自然の力を利用して、森林を回復させる。

そのため、新たに原生林を切り開くことは行いません。

しかし非伝統的な焼畑では、上記のステップ3で森林が回復しきらないうちに再び焼畑を行ってしまっています。
そのため、土地が劣化し、森林が再生しなくなってしまう問題があります。

燃料用木材の取りすぎによる森林破壊

アフリカなど木材を燃料として利用している地域では、人口の増加に伴い、必要とされる燃料の木材が増加しています。
そのため、森林の減少が進んでいます。

森林火災

アマゾンの火災などでも問題になりましたが、森林火災による森林の減少も大きな要因です。
森林火災によって、森林が単純に消滅するだけではなく、土壌に閉じ込められていたCO2が放出されることも大きな問題です。

アマゾンの火災についてはこちらもご確認ください。

アマゾンの森林は地球の肺ではなかった!?それでもアマゾンを保全するべき理由

アマゾンの火災に対するブラジルの対応はいつも通り〜どうして火災は起きた?〜

まとめ

森林は私たちが生活していく上で、とても重要な資源です。

森林を破壊している主な要因である、農地開発に関しては(消費行動を変えることで)できることがあるかもしれません。
他にも、植林などは有効な活動の一つに見えます。
次は森林を守るためにできることを調査してみます。

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