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私たちの水環境と生活排水の関係 ~キレイな水を守るために~

水環境と生活排水

私たちの生活にかかせない存在、それが水です。
朝顔を洗う、ご飯を作る、お風呂に入る、全てにおいて水がないと成り立ちません。
そんな大切な水をキレイに保つために、排水処理がどうなっているのか知っておきましょう!

地球にある水の量と、私たちが使える水の量

まず、地球は水の星と言われるほど水に恵まれています。
日本で考えてみても、周りを海に囲まれていることから簡単に想像できるかと思います。
地球には14億㎦の水があると言われています。

しかし、その中でも淡水と呼ばれる塩分を含まない、私たちが飲食に利用できる水の量はわずか3%でしかありません。
さらに、その3%の淡水の大部分は南極や北極の氷として存在しています。
そのため、実際に私たちが利用可能な水の量は地球上に存在する水の0.8%程度に過ぎないのです。

生活排水の種類と汚れの含有量

私たちは毎日約250Lもの排水を生み出していると言われています。
生活排水の中から、し尿を除いたものを特に「生活雑排水」と言います。
(台所や洗濯、お風呂から出る排水のことです。下図で、外枠が水色部分が生活雑排水に当たります。)

250Lの生活排水の中には40gの汚れが含まれています。
その汚れの約70%生活雑排水から出ていると言われています。
驚くべきことに、し尿から出る汚れの量よりも生活雑排水からの汚れの量の方が多いのです。

(引用:(財)日本環境整備教育センター「浄化槽の維持管理」)

生活雑排水からのゴミの量の方が多い理由は、台所からでる排水にあります。
台所から出る排水には、たくさんの有機物が含まれているためです。

排水の処理方法

排水処理方法には以下の3つの方法があります。

  1. 下水処理場
  2. 浄化槽
    1. 単独処理
    2. 合併処理
  3. 汲み取り


(引用:東京都環境局「生活排水対策について」

このうち、下水処理場合併処理浄化槽は生活排水全てを浄化してから水を河川や海に戻しています。
残りの単独処理浄化槽汲み取りでは、トイレの排水のみを浄化処理しています。
そのため、この二つの場合は生活雑排水はそのまま河川や海に排出されてしまっています。

生活雑排水と浄化に必要な水の量

最後に、生活雑排水を浄化するために必要となる水の量をそれぞれ見てみたいと思います。
例えばコーラ1.5Lを流した場合、魚が住めるようなキレイな水質に戻すためには、2400Lの水が必要です。

(引用:東京都環境局「生活排水対策について」

まとめ

生活雑排水から出るゴミを、いかに抑えるかが河川の水をキレイに保つ上でとても重要です。

自分は今まで食べ残しや、鍋の残り汁などをそのまま流しに流してしまっていたので、
以下のことに気をつけようと思いました。

  1. 食べきれる量だけ作るようにする、
  2. 残り汁を流すときは食材が排水として流出しないように、三角コーナーを使う

一人一人の行動で、水をキレイにできるのでみなさんも何かしら試してみてください。

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