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最強のコンポスト「キエーロ」の使い方のまとめ〜維持費をかけず生ゴミを減らそう〜

今回は兄宅で始めたキエーロについて備忘録も含めてキエーロについてまとめようと思います。
まだ自分たちで始めたばかりなので、キエーロ情報集(ネットで調べたもののまとめ)になります。

キエーロとは?

『葉山町発祥の家庭用生ごみ処理機「キエーロ」。十数年前、同町に住む松本信夫さんと恵里子さん夫妻が考案し、現在は生ごみ削減の切り札として全国の自治体でじわじわと普及が進んでいる。「バクテリアの力だけで生ごみが消える」—。』(出典:キエーロのある暮らしバクテリアの力、記者も実感〜循環型社会への挑戦〜〈上〉

葉山町というのは神奈川県逗子市のお隣にあります。この赤く囲まれているところです。

キエーロは自分で作ることもできますが、購入することもできます。
購入の際は自治体から補助金が出ることがありますので、お買い求めの方ぜひご自分の自治体でご確認ください。

キエーロの種類

大きく分けて2つあります。

  • バクテリアdeキエーロ
    土の上に直接置いて設置します。なので、容器に底がありません。
  • ベランダdeキエーロ
    足と容器の底がついているので、土がないとこで使えます。

(写真の出典:キエーロ 買うには)

制作秘話

以下にキエーロが誕生した時のことについて書いてある記事を見つけましたのでご紹介します。
興味のある方は、ぜひご覧になってください。

「キエーロ」が生まれた日下山口在住、松本さん夫妻(神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報誌タウンニュース)

特徴

当然ですが、生ゴミが減らせるので地球に優しい生活が送れます。

  • 簡単!水切りやが不要なので、ゴミを捨てる感覚で簡単にできます。
    食用の油、汁物、腐ったもの、カビが生えたものでも投入可能です。
  • 経済的!特別な菌などが必要なく、土を買ってしまえば維持費がかかりません。
  • 堆肥にもなる!使った分の土は補充しなくてはなりませんが、堆肥としてもお使いいただけます。

キエーロの使い方

それでは早速キエーロの使い方について書いていきます。
作り方は書いていないのでご了承ください。

キエーロを使っていく上で必要なもの

  • キエーロ本体
  • シャベル
  • ジョウロなどの水を注ぐもの
  • ゴミを貯める容器(蓋付がオススメ)
  • 土(市販の黒土がオススメ、粘土質の土や砂の多い土は適さない)

設置場所

日当たりが良くて、風通しがいい場所に置きましょう。
バクテリアは太陽の光と酸素で活性化するので、活性を保つため2、3時間は太陽光に当たる場所に置きます。

生ゴミを処理するのにかかる時間

夏は3〜4日間
冬は2〜3週間

キエーロの使い方

  1. 生ゴミを貯める
    準備するものに書いた蓋付の容器に生ゴミをじゃんじゃん貯めていきます。
    水気は切らなくてもOK。
    細かく刻んでおくと分解が早くなります。※匂いがきついものは埋めてしまってもいい。
    ※米ぬかをかけると匂いはおさまる。
  2. 生ゴミを埋める
    穴を掘り、適量の水と生ゴミを投入する。
    そして切りながら混ぜる(お米のとぎ汁がオススメ)。※水は握ったら土で団子が作れるくらいが適量、多すぎるとゴミが腐り臭いの元になってしまう。少ないと微生物が活性化しないので土が生ゴミに付くように。
    ※天ぷら油、カレー、シチュー、残り汁も入れてOK。
  3. 乾いた土で埋める
    生ゴミを完全に覆うように、乾いた土で完全に覆うようにします。
    初めの頃は微生物が活性化してないので分解に時間がかかると思います。※表面の土が湿っていると、虫が寄ってくる。
    ※完全に覆わないと臭いの元になる。

キエーロでの生ゴミの分解のしやすさまとめ

キエーロの中では、微生物が生ゴミを分解してくれています。
その微生物の好き嫌いについて書いていきます。特に繊維質のものは好まないので、入れるのを控えましょう。

  • 好き
    傷んだ野菜、傷んだ果物、魚の内臓、生肉、ラーメン、食用油、飲み残しのお酒、ジュース、残った揚げ物、もみがら、米ぬか
  • そこそこ好き
    刻んである野菜クズ、果物、野菜の皮(ジャガイモ等)、果物の皮(梨、りんご、ぶどう等)、火を等した魚や肉、ごはん、パン
  • 少し嫌い(細かければOK)
    柑橘類の皮(みかん、グレープフルーツ等)、トウモロコシの芯、玉ねぎの皮、スイカの皮、昆布、魚の小骨、卵の殻、カニ・エビの殻
  • 嫌い
    貝殻、動物の骨、たけのこの皮、トウモロコシの皮、種(梅干し、かぼちゃ、アボガド、ゴーヤ、桃)、魚の大きな骨

ここには書いてありませんが、プラスチックや紙、木などは分解できませんので入れないようにしてください。

そしてこちらにさらに詳しく書いてありましたのでご覧下さい。
「バクテリアくん好き嫌いリスト」に一覧になって乗っています。
キエーロハンドブック (出典:寒川町役場 環境課 )

Q&A

  • 量は増えないの?
    エネルギー物質やCO2に分解されるので土の増減はありません。
  • 腐葉土や培養土は使えないの?
    微生物の密度が低くなるので分解能力が落ちてしまいます。
    そのうち黒土も肥えてきて堆肥がわりに使えるので、普通の土と混ぜて使うと良いです。
  • 生ゴミが消えない
    廃油や米ぬかを一緒に混ぜると、分解が早くなります。
  • コロコロの土の塊は?
    分解がうまく行ってる証拠です。
    塊を崩しておくと次回入れるときに使いやすいです。
  • 土の中に虫がいた
    生ゴミと土を混ぜていなかったために発生しました。
    生ゴミが塊になっているので塊を崩して、分解されるのを待ちましょう。分解されればいなくなります。
    熱湯でも処理できますが、かけすぎて土をドロドロにしないように気をつけましょう。

さらに詳しいトラブル対応に対する答えがこちらに乗っていました。
上記では対応しきれない場合は以下をご覧ください。
トラブル解決シート (出典:寒川町役場 環境課 )

冬を乗り越えるにはどうすればいいのか

    冬は分解能力が落ちて、分解するのに時間がかかってしまいます。
    夏でもできることが多いが、冬には是非実践してほしい方法です。
  • よく混ぜる
    冬は寒いので冷えて土が固まります。
    分解中に生ゴミを埋めたところにシャベルを指して空気を送り込んでやります。
    また、一旦分解が全部終わったら、底の方から掘り返して土全体をに空気を入れフカフカにしましょう。
    その時に、ゴミが表面にないかしっかり確認しましょう。
  • 屋内に生ゴミを数日間貯めておく
    生ゴミを傷めて、分解しやすい状態にするためです。
    冬は生ゴミの匂いが出にくいのでオススメです。
    貯める容器がいっぱいになるか、臭いが出てきたら埋めるようにします。
  • 廃油を混ぜる
    埋める時に一緒に混ぜると、地中の温度も上がり微生物が活性化されます。
  • 生野菜は小さく、もしくは熱する
    生野菜は特に時間がかかるので、細かく小さくしてから埋めると分解が早くなります。
    もしくは、料理後に残り汁などにつけたり、水を足して余熱を使い軽く火を通しておくことで分解しやすくなります。

生ゴミは土の温度を上げる!?

    生ゴミを分解中の土の温度は10~20度ほど高くなっています。
    やめると温度が下がって微生物の活動が活発でなくなってしまうので継続がコツだそうです。

堆肥を作ろう!

キエーロで生ゴミを処理し続けると、土が肥えてきて堆肥にすることができます。

塩分の多いゴミは避けたほうがいい

生の成分が多い肥料を施すと、地中のピシューム菌が繁殖して根腐病の元となってしまうそうです。

作り方

作り方は2通りあります。

  1. 肥料にするだけ生ゴミを容器に移す(バケツ、段ボール箱、発泡スチロール、布袋など)。
    1週間ごとに、土をかき混ぜて乾燥しない程度に水を加えます。
    袋の場合は、上下を逆にして揺すればOK。
    一ヶ月ほどそれを続けて熟成させれば完成!
  2. 庭に穴を掘ってそこに埋める。
    一ヶ月ほど経てば完成。

我が家流キエーロ

とっても簡単です。ただしとても小さいです。
まだ試作段階で成功するかもわからないので、我が家流キエーロを真似する際には注意してください。

我が家のキエーロの写真この容器を作るのは簡単で、ニトリで買った木の容器にただ土を入れるというとても質素なものです。

こんな感じの半透明の蓋にしました。シャベルをストッパーにして風の通り口を作ってます。

我が家流キエーロには保温機能というものがありませんが、本物の販売されているキエーロには断熱材がついていて温度を保ってくれるそうです。

まとめ

始めたばかりのキエーロですが、「匂いが出ず、ランニングコストもかからない」というのはとっても魅力的でした。
これから試行錯誤の経過観察を書いていくつもりなので参考にご覧ください。

これで我が家も、ゼロウェイスト生活に近づいたのでは??

参考記事